契約更新すると、1枚メダルが増えていきます。
バックオフィスに関する業務を自動化する企業向けサービスを運営するマネーフォワードクラウド。彼らのビジネスにおいて重要なパートナーとなる会計事務所や社会保険労務士事務所のみなさまとの関係をどう強化するかが課題でした。
その時点で”マネーフォワードクラウド公認メンバー”を組織し、パートナーシップを構築されていましたが、そのイメージをさらに伝わるようなビジュアル化をご提案。また、営業マンがリレーションを作れるようなギフトを提案していきました。
公認メンバーの証を士業様の事務所の入り口などに置けること、貼ってもらえることが目的。そこでトロフィーと挨拶状とステッカーを制作しました。年に一度その貢献いただいた成果が可視化できることが狙い。公認メンバー認定の2年目以降は、あたらしいメダルが追加されていく形となります。
オフィスにお伺いしたときに、全体的に木目調のデザインであることが見て取れました。金融系のサービスにはない温かみが表現されていたので、木をモチーフにしたいと考えましたが、盾やトロフィーのようなアイテムを調べても無機質でシルバーやゴールド、またはクリア(透明)のような構造が大多数を占めているようでした。そこで試作品を木のメーカーに依頼し形状から検討しました。
またマネーフォワードのロゴの「m」マークは、右肩上がりを象徴するデザインになっているとのこと。マーケティング担当の方からのディレクションで、それを表現する右上に上がっていくフォルムへと落とし込みました。
今後、多くのサービスはオンプレミスからSaaSのビジネスモデルへと変化していくと予想されます。契約も簡単にweb上で完結するようになりますが、一方で解約も、ユーザーがボタンを押すか押さないかに委ねられ、そこをつなぎとめる関係性を築かなくてはいけません。
今回の事例は対ユーザーと企業の話ではありませんが、重要なパートナーである士業の方々との関係性を築くための根本は同じです。難しいミッションを考えるチームからのご依頼で、たくさんの学びをいただけました。
契約更新時に何かフックになるもの、ユーザーの心をつなぎとめるもの。webで流れて消えていく情報だけではなく、”表彰”の形としてリアルにそこにあり続けるモノの存在が、一つ差別化につながるのではないでしょうか。
セールスパーソンがユーザーと会えない状態に陥ったコロナ禍、デジタルとそれを補足するリアルの側面でのアプローチを、両輪として考える必要性をあらためて感じます。
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